満月の夜異世界へと繋がりました
リリアナSide
「この騒ぎは何事です?!何があったのですか?」
「あっリ、リリアナ姫様!こちらにいらしたのですか!今、王子様が突然お倒れになり、意識が全く無い状態なのです!」
「なっ…!」
近衛兵士らしき人物の言葉に思わず絶句してしまいその後の言葉が続かなかった
何はともあれ急いで王子様の居る部屋へと急ぐ
お昼ごはんの前に散歩でもしてみようか……王宮の庭園はそれはそれは美しいと聞くし!何て思わなければこの王子様の居る部屋などには近づかなかった。ここは私達の客室とは大分離れている為滅多なことでは行かない…と言うより警備が厳重な為に行けないと言ったほうがいい
たまたまここを通ったのは私の滞在期間があと数日なので有名な王宮の庭園を見ておきたいと言う気持ちと偶然でもいいから王子様に逢えたら!と言う下心に他ならない
でもまさかこんな事態に遭遇するとは!
たぶん意識がないと言うのは魔力切れではないだろうか
部屋を小走りに歩きながらふと頭を過ぎったのはここで王子様を助ければ私が王妃候補の筆頭になれると言うこと!
そうよ!私が王子様を助ければ王妃の座はぐっと近くなる!
唇を噛み締めドレスの生地をギュッと掴む、部屋の前まで来ると緊張感が増す…警備兵やら侍女らが右往左往しているのが部屋の前まで来ると嫌でもわかってしまう
淑女らしからぬ行為だとは思うが私は咄嗟のことにノックもせず開けてしまった!初めて入る王子様の部屋
瞬間目に入って来た見惚れてしまうほどの美少女に思わず息を呑んだ
「この騒ぎは何事です?!何があったのですか?」
「あっリ、リリアナ姫様!こちらにいらしたのですか!今、王子様が突然お倒れになり、意識が全く無い状態なのです!」
「なっ…!」
近衛兵士らしき人物の言葉に思わず絶句してしまいその後の言葉が続かなかった
何はともあれ急いで王子様の居る部屋へと急ぐ
お昼ごはんの前に散歩でもしてみようか……王宮の庭園はそれはそれは美しいと聞くし!何て思わなければこの王子様の居る部屋などには近づかなかった。ここは私達の客室とは大分離れている為滅多なことでは行かない…と言うより警備が厳重な為に行けないと言ったほうがいい
たまたまここを通ったのは私の滞在期間があと数日なので有名な王宮の庭園を見ておきたいと言う気持ちと偶然でもいいから王子様に逢えたら!と言う下心に他ならない
でもまさかこんな事態に遭遇するとは!
たぶん意識がないと言うのは魔力切れではないだろうか
部屋を小走りに歩きながらふと頭を過ぎったのはここで王子様を助ければ私が王妃候補の筆頭になれると言うこと!
そうよ!私が王子様を助ければ王妃の座はぐっと近くなる!
唇を噛み締めドレスの生地をギュッと掴む、部屋の前まで来ると緊張感が増す…警備兵やら侍女らが右往左往しているのが部屋の前まで来ると嫌でもわかってしまう
淑女らしからぬ行為だとは思うが私は咄嗟のことにノックもせず開けてしまった!初めて入る王子様の部屋
瞬間目に入って来た見惚れてしまうほどの美少女に思わず息を呑んだ