満月の夜異世界へと繋がりました
「あれ?美結なんか感じ変わった?」

え?変わったってどういうことだろ
今日のあたし何か変かな?いつもと同じお下げ髪だし特に変わったところなんてないはず!思わず制服を一通りチェックしたけどいつものあたしだ


「ふふっ、まあいいや変わったってのは外見的なことじゃないよ」


「.....?」


「何かあったらいつでも呼んで、命懸けで姫を助けるから!」

命懸けってそんな大げさな!
まあいつも優しい横沢くんらしいけど....


彼はあたしの肩をポンと軽く叩くと教室へと入って行った









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