満月の夜異世界へと繋がりました
「とりあえず聞きたいことは山ほどあるけどまずは体力が回復してから
ゆっくり聞かせてもらうわ、あたしが見たところ何か訳ありっぽい感じだし…当たりでしょ?」


「え!どうして…」


「ふふっ、これでも昔は名の知れた魔女だったのよ!あなたがあたし達に何か邪念を持った者ならば最初から助けはしなかった…それ位のことはあなたを見ていればわかるわ!あぁ、言い忘れてたけどあたしの名はマ−シー宜しくね、あと今、外で遊んでるのが息子のアーサーよ!ゆっくりしてて」

「あの…私は美結といいます…宜しく」

彼女はそう言うと暖かいお茶を私に差し出した。
暖かさが身体中に染み渡る 
見ず知らずのあたしに暖かい言葉を掛けてくれる…彼女は暖かい

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