満月の夜異世界へと繋がりました
でも逢いたいって言って簡単に会えるような人じゃないよね逢いたいけど一体どうすれば?
するとル−シ−さんがあたしの心を読んだかのように驚きの言葉を発した

「でも不思議ね、その鏡がこの世界と繋がっていたなんて…どうしてなのかしら?そうだわ!もしかして美結にも魔力があるから繋がったのかもしれないわね、そうだ!今度魔法省に行く時に美結も一緒に行きましょう!」

「え!い…行ってもいいんですか?」

「だってこの国で生活するなら戸籍を取らなくちゃ!魔力量も測って貰わないと!」

「魔力量?「そうなのよ!この国では全国民に魔力量を測定することが義務付けられてるの」


資源が豊富で豊かな国のリルモンド帝国では魔力が高い者はかなり重宝されるエリートなんだとか
その中でも王様と王子は別格中の別格の高位魔力の持ち主であるらしい
だから一般人でも魔力が高い者は魔法省の要職に付くのも可能なんだとか…まあ、あたしに魔力があるとは思えないけど…
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