満月の夜異世界へと繋がりました
「美結、あたしちょっと気になることがあるんだけどいいかしら?」
「何ですか?」
「あなたどうしてそんな風に前髪で顔を隠してるの?」
「あ、あの…あたし顔に痣があるから…」
「痣?…え!ちょっと見せてもらってもいい?」
頷きながら長い前髪を上げると彼女の瞳が大きく見開いたのが解った
なんだろう、そんなに変だったかな
薄い紫色の親指大の痣は子供の頃からからかわれることも多くて髪で隠すことも多かった、だから不気味って言われたりすることも…
「美結!なんか勘違いしてない?あたしが驚いたのは確かに痣のことなんだけどちゃんと理由を聞いて欲しいの」
「何ですか?」
「あなたどうしてそんな風に前髪で顔を隠してるの?」
「あ、あの…あたし顔に痣があるから…」
「痣?…え!ちょっと見せてもらってもいい?」
頷きながら長い前髪を上げると彼女の瞳が大きく見開いたのが解った
なんだろう、そんなに変だったかな
薄い紫色の親指大の痣は子供の頃からからかわれることも多くて髪で隠すことも多かった、だから不気味って言われたりすることも…
「美結!なんか勘違いしてない?あたしが驚いたのは確かに痣のことなんだけどちゃんと理由を聞いて欲しいの」