満月の夜異世界へと繋がりました
でも、もう少し痩せてたらもっと色んなデザインのドレスが着られたのに
太ってるからこれしか着られなかった、かなりメイドさん達が悪戦苦闘してるのがわかってなんだか申し訳無いってのが本音

「姫様!先ほどサイズを図らせて頂いたので沢山オ−ダ−メイドで作らせますね」

「まあ、腕が鳴りますわね!姫様は色白だから淡い色合いとかもお似合いですわ」

へ?ちょ、ちょっと待って!
オ−ダ−メイドって作るって何?


「い、いや~あの、あたし今着ているので充分ですから」

「美結!遠慮することないぞ」

「お、王子!」


メイドさん達と話してると突然部屋に入って来た王子に驚く
と、同時にさっと訓練されたかのように並んで礼をするメイドさん達
あぁやっぱり彼はこの国の王子なんだって改めて思った


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