薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「・・・もういいわ、ごめんね?無理に聞き出そうとして。悪かったわ」

「姉さん・・・」

「言いたくなったらでいいから・・・私には遠慮しなくていいからね?」

姉さんがいつものように優しく微笑んで。

でも、寂しい表情でそう言った。

「うん・・・分かった」

「良い子ね」

姉さんは私の頭を撫でてくれた。


姉さん、ごめんね?

きちんと話すから待ってて下さい。

私の問題じゃないから、軽々しく言えないもの。

許して・・・。
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