薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「琴子」

「はい・・・」

「私は残念だわ・・・」

「え・・・?」

「姫芽ちゃんを想う心は、何処へ行ったのかしら?あの時私の目の前で誓ったあの言葉は、嘘だったのかしら?」

「ちがっ・・!!」

「信じられないわね」


今日という今日は手加減しないわよ?

これでも琴子のためを思って厳しく言ってるのだから・・・。


「あの人もあの人よね!あんなの愛の告白じゃない、ただの脅しよ!だけどあんな脅しにまんまと乗せられた琴子も、人のこと言える立場じゃないわね」

「百合・・・そこまで言わなくでも・・・」
琴子のその言葉に、私は怒り勃発!
< 123 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop