薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
・・・それにしても、懐かしい夢だったわ。
私はまだ夢見心地なのか、頭がぼーっとする。
ふと、机に飾ってある写真を手に取り、眺める。
「美桜子・・・」
私は独り言のように、愛しい名前を呼んだ。
私、霧谷 百合(きりたにゆり)。
私立緑山女学院高等学校に通う1年、16歳。
私には毎日の日課がある。
今私の手の中にある、写真には。
心から愛している子が写っている。
私に微笑んでくれているようで、優しい気持ちになる。
私はまだ夢見心地なのか、頭がぼーっとする。
ふと、机に飾ってある写真を手に取り、眺める。
「美桜子・・・」
私は独り言のように、愛しい名前を呼んだ。
私、霧谷 百合(きりたにゆり)。
私立緑山女学院高等学校に通う1年、16歳。
私には毎日の日課がある。
今私の手の中にある、写真には。
心から愛している子が写っている。
私に微笑んでくれているようで、優しい気持ちになる。