薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「分かった。行く」

今の私に迷いはなかった。

例えどんなに残酷な結末が待っていようとも。

きちんと姉さんの口から聞きたい。


あの男性は誰なのか?

私は姉さんの家に着くまで不安で仕方なかった。



姉さんの家に遊びに行くのはいつ以来だろう?

かなり久しぶりのような気がする。

「そういえば・・・メイドのすみれさんは元気?」

「ええ。今でも私のお世話をしてくれているわ」

「そっか。久しぶりに会えるな〜」
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