薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
私の美桜子に対する気持ちを・・・。

今がお母さんに言うべきだと思ったの。


「どうしたの?そんな真剣な顔して・・・あれからどうだった?」

「お母さん・・・ちょっといいかな?大事な話があるの」

「もちろん。ここにおいで」

お母さんは座っていたベッドから立ち上がり、私の座るスペースをあけてくれる。


「うん・・・」

「どうしたの?さっきの子って、美桜子ちゃんよね?」

「うん」

「久しぶりに見たわ。随分可愛くなっちゃって。小さい頃から百合とよく遊んでたわよね」

お母さんが遠い目をしながら。

懐かしそうに微笑みながら言う。
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