薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
でも私は・・・今はそんな思い出に浸ってる場合じゃないの。


「あのね、お母さん。お話があるの」

「ん?なあに?急に改まって・・・」

「あの・・・私の好きな人のことについて・・・なんだけど」

「百合」

「はい」

「あなた・・・美桜子ちゃんのことが好きなんでしょ?『友達』としてではなく『恋の相手』として・・・」

「え・・・どうして?」

どうしてそれをお母さんが知ってるの?

私・・・美桜子が好きだって、言ったっけ?
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