薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「えっと・・・」

「ふふ。あなたの目を見ていれば分かるわよ。美桜子ちゃんを見るあなたの目は、本当に愛しそうな感じだもの」


キャー!!

母親に私の気持ちがバレているなんて・・・恥ずかしい!!

なんという失態なの?

うう・・・。


「・・・お母さんには適わないや」

「ふふ」

「・・・反対しないの?」

「どうして?」
キョトンとして母が言う。


「だって・・・女の子が『女の子』を好きになって・・・恥ずかしいでしょう?」

「百合!そんなこと言ってはダメよ!」

「へっ!?」

急に立ち上がって、母がそう言う。
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