薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
お母さん・・・案外お茶目さんだったのね。

私みたい。

あ、私が似たのか。


そんなことを考えていると、お母さんは真剣な表情になって口を開いた。

「だからね?百合」

「うん?」

「その気持ち・・・大事にしなさいな。お母さん、応援するから!」

「ありがとう・・・」

「実は私もね、学生の頃女の子に恋をしてしまって、少しだけ付き合ったことあるのよ」

少し顔を赤くしながら話すお母さんを見て絶叫!


「えーーーー!ウソ!?」

「ホントの話」

「そうなんだ・・・」

「だからね、あなたの気持ちは痛いほど分かるの」
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