薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「美桜子、聞いて!お願い・・・最後まで!」

「嫌!もう嫌だよ!」

急に瞳の奥から熱いものが溢れてきて。

それは涙に変わって頬に流れ落ちる。


「美桜子!」

「嫌・・・もうそれ以上聞きたくないよ!」

イヤイヤするように首を振って拒否していると。

ふと姉さんは私を思い切り抱き締めてきた。

そして・・・。

唇には、何かあたたかいものが・・・。


え・・・?

これって、もしかして・・・。
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