薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「なあに?」

少し幸せの余韻に浸っていた私は、夢見心地の状態で返事をする。

「これからどうしましょうか?せっかく二人きりになったことだし・・・」
意味アリ気に聞いてくる。

え・・・?

ふと周りを見渡すと、姫芽と琴子さんの姿はなく。

私と姉さん、二人だけになっていた。


二人とも、気を遣ってくれたのかな?

ありがとう・・・。

きっと二人もこれからラブラブするんだろうなあ・・・。

でも・・・。

「ん〜・・・どうしよっかあ・・・考えてないけど、姉さんと二人きりならそこでもいいや、えへへ」
私頭を掻きながら照れ笑い。
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