薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「あらあら。そんな急がなくても逃げないわよ」
優しく微笑んでくれる。

それを見てほっとする。


「だって・・・いつもより遅かったから、心配になっちゃって・・・」

「ごめんね。親とちょっと・・・・ね」

「え!?喧嘩?大丈夫?」

「ええ、大丈夫よ。さあ学校行きましょう。遅刻しちゃうわ」

「うん!」


私たちはいつものように、自然と手を繋ぎ。

肩を並べて学校へと向かう。


姉さんとこうして、手を繋いで登下校している時間が一番幸せ。

私たち二人だけの時間・・・。
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