薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
女子からも陰でコソコソ悪口を言われたりした。

いつまでこの苦しい思いをしなきゃいけないの?

毎日思っては泣いていた。


でも唯一救いだったのは、姉さんの存在だった。

姉さんがいたから、どんなに辛くても学校は登校出来ていた。


「美桜子。私だけはあなたの味方よ!それだけは忘れないで」


そう言って私を抱き締めてくれた、あの日・・・。

どれだけ救われたか・・・。

言葉に出来ないほどの思いが溢れてきて。

姉さんの胸でわんわん泣いたっけ。

その間姉さんは、ずっと私の頭を撫でてくれていた。
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