薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
私は琴子の顔を、穴があくほど見つめてしまった。

そんな私に気付いた琴子は、不思議そうに見てくる。


「あの・・・ユ・・・」


「琴子!!」

私、思い切り琴子の肩を掴んで、揺さ振ってしまう。


「えっ・・・な、何!?」

「琴子、でかしたわ!私と琴子は仲間よ!」

「へっ!?」

全く理解出来ないと言うように、首を傾げてる。


「どういうこと・・・?」

「だから、私も『そういうこと』って意味よ!」

「え・・・・と」

琴子、ここまで言っても分からないの?

も〜ニブいわね!!

私、鋭い目付きで琴子を見つめた。
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