薔薇の花に魅せられて・・・（ＧＬ）

私が大人・・・？

そう言うのには無理があるわね。

美桜子の幸せを守れるだけで十分なのは、もちろん嘘じゃないけど。

でもそれは・・・逃げてるだけだと思う。


そう言うことで、これ以上私の中にある欲望を抑えることが出来るから・・・。


ホント・・・自分が思ってる以上に重症なのは、私の方かも知れない・・・。


「百合はさ・・・美桜子ちゃんと付き合いたい！って思わないの？」

ふと琴子が呟くように口を開く。



いきなり核心に触れてきてビクッ！とした。

そりゃあ・・・ねえ。