薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
「今すぐは無理だけど・・・タイミングを見て私のこの思いを、姫芽に伝えるってことを・・・」

琴子の真剣な眼差しに、私は目を見開いて凝視してしまった。

琴子の意思が、瞳の奥から伝わってるくるようだった。


「・・・そう」

私は安堵にも似たため息で返事をする。


「私は少しの可能性を信じてみたいんだ。これで失敗しても後悔はしない!」


私は琴子のかたくて強い決意に圧倒されてしまった。

驚いたけど・・・私は琴子のことを応援したいと思った。


「琴子・・・本気で姫芽ちゃんを愛しているのね」

「もちろん!」
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