貴方のものになりたい
「おはよぉ菜々」
「おはよう。麻木」
私の親友の麻木、こいつは本当に腹が立つ
マザコンなのだ。うんざりする。ママ、ママ、ママっていい加減にしてよってくらいね
「そうそう!菜々ママがねぇこの髪飾り買ってきてくれたの」
あぁ、出たよマザコン野郎が。信じらんない
「へぇ〜可愛いじゃん」
私はまた作り笑顔をし優しく微笑む。
「今度ねぇママとパパとお兄ちゃんとお出掛けするんだ〜」
はぁ、いい加減にして、ウザイ。マザコンにシスコン?あぁ、そうかお兄さんはブラコンか。
「そうなんだ、よかったね」
どんだけお前は私に偽りの気持ちを持たせんのよ
私はそんな事を思っていた。
「ねぇ、菜々どうしたの?私の話に興味ない訳?」
「何言ってるの?いつも麻木の話は好きだよ」
「本当!よかった〜」
そんなたわいない話を私達はした。
すると、
『ガラガラッ』
先生だ。わたしはあの先生が途轍も無く嫌いだ。
何故ってロリコン、パンツ盗撮。まぁ、パンツ盗撮は私しか知らないけど。
「席に着け、ホームルームを始めろ」
また、イキってる…本当最悪
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