私の彼は魔王様
夢をみていた。なぜかあたしは子供で大きな木の下にひとりぽつんと立っている。


『さみしいな。』

誰もいない。お父さんもお母さんも誰も。


周りは白い霧がかかっているように真っ白だ。


『あれ?』


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