私の彼は魔王様
『帰るぞ。ここは花梨にはまだ早い。』



『マスター。もう力を使いすぎです。ゲートを無理に開けたのですよ。帰りは満月までお待ち下さい。』





『ゲート?満月?って何?ここ何処なの?』



『ああ。花梨。詳しくは帰ってからだ。』



『蓮。出来るな?』



皇がにやりと笑った。
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