私の彼は魔王様
でも。


一番感じるのは兄と口づけをしていたその姿だ。



瞳は潤み、甘えるように口づけをせがむ。


『...っつ、はぁっ..』


だんだん手の動きが速まる蓮自身は透明な液体が止めどなく溢れ出している。



くちゅっ。くちゅっ。




淫らな音が一人きりの部屋にやけに大きく響く。
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