私の彼は魔王様
『花梨、あんた雰囲気変わったね。』


机をコツコツ人差し指で叩き、面白がるように毬が言う。



『えっ?そうかな?どこが?』


『うーん。色っぽくなった。』



ぶはっ!!!



げほっ!げほっ!



飲んでいた紅茶が勢いよく口から発射した。



『前言撤回。』


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