私の彼は魔王様
契りと、別れ。
『あのっ、どうぞ。』
部屋に招き入れるとその人は微笑んで、
『おじゃまします。』
と言ってきちんと靴を揃えて部屋に入ってきた。
歳は40代前半、茶色の髪と瞳、ラフなチノパンとシャツ、大きなナップサック、会社員って感じではないみたい。
『僕は笹原士郎、君の母さんの弟だよ。』
『じゃあ、あの笹原..さんが、あたしの生活費とか学費を出してくれてたんですか?』
『すまないね。姉さんが死んだ時、本当は君を引き取りたかったのだが僕は色々な世界や国を回る仕事をしていたし、それに...』
部屋に招き入れるとその人は微笑んで、
『おじゃまします。』
と言ってきちんと靴を揃えて部屋に入ってきた。
歳は40代前半、茶色の髪と瞳、ラフなチノパンとシャツ、大きなナップサック、会社員って感じではないみたい。
『僕は笹原士郎、君の母さんの弟だよ。』
『じゃあ、あの笹原..さんが、あたしの生活費とか学費を出してくれてたんですか?』
『すまないね。姉さんが死んだ時、本当は君を引き取りたかったのだが僕は色々な世界や国を回る仕事をしていたし、それに...』