私の彼は魔王様
笹原さんは一呼吸おいて言った。



『君と次期魔王、黒瀬皇を離す為だ...それなのに、君たちは出会ってしまった。』



(何?)



(解んないよ?)



(皇と離す為?)




『どういう..事ですか?』






それだけ言うのがあたしには精一杯だった。


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