隣のキミをもっと溺愛、したい。
「とにかくさ、
一ノ瀬くんのことを
『キラくん』って呼んでる人たちには
気を付けたほうがいいよ」
「そうそう、
『キラくん』呼びですぐわかる」
朝歌が大きくうなづく。
そっか、キラくんか。
気を付けようっ。
でも、キラ君?
んん?
一ノ瀬くんって
そんな名前だったっけ?
すると、
腑に落ちない顔をしている
私に気づいたのか、
朝歌がサンドイッチを
手にとりながら続ける。
「一ノ瀬煌の煌(こう)の字から、
煌めくキラくんなんだって」
煌めくキラくん?
なんとなく、
一ノ瀬くんが聞いたら
怒りそうな名前だけど。
「一ノ瀬くんは
徹底した無関心、無反応だからね。
ファンクラブのコたちも
妄想が炸裂して、
暴走しちゃうんだろうね」
「たしかに!
3年の鷹島先輩は、
ファンの子たちと仲良くしながら
うまくけん制してる感じがするもんね」
んん?
3年の鷹島先輩って……?
二人の顔を交互に見つめる。
「なにより
一ノ瀬くんのあんなに綺麗なお顔を
間近に見ちゃったら、
ドキドキしちゃって、
なにを話していいかわからないしね」
「まさにそれ!
話しかけて無視されたり、
あの整った顔で
ウザイとか言われたら
辛くて生きていけない」
「一ノ瀬くん、そんなこと言わないよ?」
すると、
叶奈ちゃんと朝歌が動きを止める。
一ノ瀬くんのことを
『キラくん』って呼んでる人たちには
気を付けたほうがいいよ」
「そうそう、
『キラくん』呼びですぐわかる」
朝歌が大きくうなづく。
そっか、キラくんか。
気を付けようっ。
でも、キラ君?
んん?
一ノ瀬くんって
そんな名前だったっけ?
すると、
腑に落ちない顔をしている
私に気づいたのか、
朝歌がサンドイッチを
手にとりながら続ける。
「一ノ瀬煌の煌(こう)の字から、
煌めくキラくんなんだって」
煌めくキラくん?
なんとなく、
一ノ瀬くんが聞いたら
怒りそうな名前だけど。
「一ノ瀬くんは
徹底した無関心、無反応だからね。
ファンクラブのコたちも
妄想が炸裂して、
暴走しちゃうんだろうね」
「たしかに!
3年の鷹島先輩は、
ファンの子たちと仲良くしながら
うまくけん制してる感じがするもんね」
んん?
3年の鷹島先輩って……?
二人の顔を交互に見つめる。
「なにより
一ノ瀬くんのあんなに綺麗なお顔を
間近に見ちゃったら、
ドキドキしちゃって、
なにを話していいかわからないしね」
「まさにそれ!
話しかけて無視されたり、
あの整った顔で
ウザイとか言われたら
辛くて生きていけない」
「一ノ瀬くん、そんなこと言わないよ?」
すると、
叶奈ちゃんと朝歌が動きを止める。