隣のキミをもっと溺愛、したい。
土曜日、駅の改札で
朝歌たちと待ち合わせて、
花籠神社のお祭りに向かった。
毎年、花祭りのこの日は
たくさんのひとでごった返す。
駅から神社に向かう道も
すでに人が溢れて混み合っている。
「羽衣、迷子にならないでね」
「羽衣が迷子になったら
場内アナウンスお願いするから!」
「えーっ、迷子になんてならないよっ」
朝歌と叶奈ちゃんと出かけるのは
久しぶりで、
3人でキャーキャーはしゃぎながら
神社に向かった。
鳥居をくぐり石段を上っていくと、
あの日、一ノ瀬くんと手をつないで
石段を登ったことを思い出して、
かあっと顔が熱くなる。
朝歌たちと待ち合わせて、
花籠神社のお祭りに向かった。
毎年、花祭りのこの日は
たくさんのひとでごった返す。
駅から神社に向かう道も
すでに人が溢れて混み合っている。
「羽衣、迷子にならないでね」
「羽衣が迷子になったら
場内アナウンスお願いするから!」
「えーっ、迷子になんてならないよっ」
朝歌と叶奈ちゃんと出かけるのは
久しぶりで、
3人でキャーキャーはしゃぎながら
神社に向かった。
鳥居をくぐり石段を上っていくと、
あの日、一ノ瀬くんと手をつないで
石段を登ったことを思い出して、
かあっと顔が熱くなる。