隣のキミをもっと溺愛、したい。
「だれが?」
「お姉ちゃんと礼くん。
礼くんね、実はお姉ちゃんと同い年なの。
本当だったら高校卒業してる年齢。
礼くんが18歳になったタイミングで、
礼くんと結婚したってお姉ちゃんから
聞かされて!
もう、本当にびっくりしたの」
「……え?」
「そうだよね、びっくりするよね。
私も聞いたときは、本当に驚いたよ。
しかもお姉ちゃん結婚してすぐに
アメリカ行っちゃうし!」
ひとくち紅茶を飲んで
話つづける。
「礼くん、中学のころ素行不良で、
日本の学校通えなくなっちゃって。
それでヨーロッパに留学して
サッカーやってたんだけど、
お姉ちゃんと同じ大学行くためには
高校卒業しなきゃいけなくて帰ってきたの」
「サッカーさえ頑張れば
卒業確約って、言われたからな」
「すごいよね、うちの学校!」
と、一ノ瀬くんを見てみれば。
一ノ瀬くんは、
完全に混乱しているようで、
そんな一ノ瀬くんの姿に
ものすごく申し訳ない気持ちになってくる。
私も結婚するって聞いた時には
本当に驚いたから
一ノ瀬くんが混乱しちゃうのも当然のこと。
すると、ためらいながらも一ノ瀬くんが
口を開く。
「いや、俺、てっきり、
鷹島先輩は天野のことをって……」
それを聞いたお姉ちゃんが
血相を変える。
「まさか!
もし、この変態が、
私の可愛い羽衣に手だしたら
タダじゃおかないからっ」
「おおっ! リラのヤキモチ!
結構、感動するな」
リアルに涙を浮かべる礼くんに
お姉ちゃんが引いている。
「お姉ちゃんと礼くん。
礼くんね、実はお姉ちゃんと同い年なの。
本当だったら高校卒業してる年齢。
礼くんが18歳になったタイミングで、
礼くんと結婚したってお姉ちゃんから
聞かされて!
もう、本当にびっくりしたの」
「……え?」
「そうだよね、びっくりするよね。
私も聞いたときは、本当に驚いたよ。
しかもお姉ちゃん結婚してすぐに
アメリカ行っちゃうし!」
ひとくち紅茶を飲んで
話つづける。
「礼くん、中学のころ素行不良で、
日本の学校通えなくなっちゃって。
それでヨーロッパに留学して
サッカーやってたんだけど、
お姉ちゃんと同じ大学行くためには
高校卒業しなきゃいけなくて帰ってきたの」
「サッカーさえ頑張れば
卒業確約って、言われたからな」
「すごいよね、うちの学校!」
と、一ノ瀬くんを見てみれば。
一ノ瀬くんは、
完全に混乱しているようで、
そんな一ノ瀬くんの姿に
ものすごく申し訳ない気持ちになってくる。
私も結婚するって聞いた時には
本当に驚いたから
一ノ瀬くんが混乱しちゃうのも当然のこと。
すると、ためらいながらも一ノ瀬くんが
口を開く。
「いや、俺、てっきり、
鷹島先輩は天野のことをって……」
それを聞いたお姉ちゃんが
血相を変える。
「まさか!
もし、この変態が、
私の可愛い羽衣に手だしたら
タダじゃおかないからっ」
「おおっ! リラのヤキモチ!
結構、感動するな」
リアルに涙を浮かべる礼くんに
お姉ちゃんが引いている。