隣のキミをもっと溺愛、したい。
「茶髪で、めちゃくちゃニコニコしてる先輩。
なんか、裏はありそうな感じだけど。
とにかく華やかで目立つ先輩だから、
見たらすぐわかる」
ニコニコしてて、感じがいい?
ニコニコとは程遠い、
あのときの鋭い瞳を思い出す。
「それよりさ
天野さん、ちっこくて可愛いし、
さばさばしてて友達多そうじゃん。
案外、あっさり
彼氏作っちゃうタイプだぜ。
知らぬ間に彼氏が出来て、
ある日突然、彼氏と登校♪ なんてな」
「焦らせんなよ」
「いや、もう少しお前は焦れ。
そして、そのコミュ障気味なところを直せ」
「天野といると緊張して、
まともに話せないだけだよ」
「でも、お前、
他の女子とは全く話さねえだろ?」
「それは単に興味がないから」
「……ひどいな」
「いいんだよ、
天野以外にどう思われようと」
「相変わらずはっきりしてるよな。
でも、女子怒らせると、
マジで怖いから気をつけろよ」
「知るか」
「ま、頑張れよ。
お前の変質的な片想い、
楽しませてもらうから。
ほら、顔が赤くなってんぞ、キラくん♪」
「その名前で呼ぶな。
つうか、足りないからパン、買ってくる」
伊集院を非常階段に残して、
購買に向かった。
なんか、裏はありそうな感じだけど。
とにかく華やかで目立つ先輩だから、
見たらすぐわかる」
ニコニコしてて、感じがいい?
ニコニコとは程遠い、
あのときの鋭い瞳を思い出す。
「それよりさ
天野さん、ちっこくて可愛いし、
さばさばしてて友達多そうじゃん。
案外、あっさり
彼氏作っちゃうタイプだぜ。
知らぬ間に彼氏が出来て、
ある日突然、彼氏と登校♪ なんてな」
「焦らせんなよ」
「いや、もう少しお前は焦れ。
そして、そのコミュ障気味なところを直せ」
「天野といると緊張して、
まともに話せないだけだよ」
「でも、お前、
他の女子とは全く話さねえだろ?」
「それは単に興味がないから」
「……ひどいな」
「いいんだよ、
天野以外にどう思われようと」
「相変わらずはっきりしてるよな。
でも、女子怒らせると、
マジで怖いから気をつけろよ」
「知るか」
「ま、頑張れよ。
お前の変質的な片想い、
楽しませてもらうから。
ほら、顔が赤くなってんぞ、キラくん♪」
「その名前で呼ぶな。
つうか、足りないからパン、買ってくる」
伊集院を非常階段に残して、
購買に向かった。