隣のキミをもっと溺愛、したい。
購買に向かう途中の廊下で、

友達数人と話している
天野を見かけた。

天野の笑顔に、
太陽の光がはじけて輝く。


天野は人懐こい子犬みたいに
誰と一緒にいても、
楽しそうに笑っている。


そのとき、天野と目が合った。

思わず足を止めると、
天野が柔らかく頬を緩める。


その笑顔に、
ドキリと顔が熱くなり

パッと天野から顔を背けた。
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