この溺愛、絶対ナイショです♡


電車で移動すると、景斗くんはある駅で降りた。

「ここ…」

なんと遊園地直通の駅だった。

「遊園地行くの!?」

「ああ」

やったぁ!!!

「嬉しい!景斗くんとの初デートが遊園地なんて!」

一人で飛び上がっていると、景斗くんに口を塞がれた。

「あんまり名前呼ぶな。いや、呼んでもいいけど小声でな」

あ、そっか。

「…うん」

景斗くんは帽子にわたしがあげたピアス、マスクをして、バリバリ変装していた。

「やっぱりどんな服でもかっこいい!」

「ありがとな。お前も可愛い」

幼なじみの可愛いと彼女の可愛いってこんなにも違うの!?

え、何これ。

楽しすぎ!!!
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