この溺愛、絶対ナイショです♡
「もう一回乗ろう!」
「いいよ」
一体、この中を何周したんだろう。
「なんか食べる?」
「じゃあ、チュロス!」
「りょーかい」
わたしは景斗くんからチュロスを貰い、食べていた。
美味しい!
「最高!」
「今日の二葉、テンション高すぎ」
「だって嬉しいんだもん」
「俺の方が嬉しいんだけど」
確かに!
「でも、良かった。自分の気持ちに気づけて」
「そうだな」
景斗くんはそう言うとスマホを取り出した。
「写真撮ろう」
「うん!」
二人で写真を撮るなんて、なんか久しぶりかも。
「またアルバム作るの?」
「な、なんで知って…」
「あっ…」
「俺の部屋に入っただろ?」
「ごめんなさい…」
「許すけど、次入ったら承知しねぇからな」
「はいはいー!」