この溺愛、絶対ナイショです♡
楽屋に戻ると、蓮くんが一番に駆けつけた。
「…景斗」
「大丈夫だ」
「おう」
郁くんの方を見て、景斗くんは笑った。
「俺、足りないものを見つけて必ずperfectを超えます。覚悟してくださいね、ナンバーワンアイドルがrainbowだって言われるのを」
さっきまでの景斗くんとは違い、強気だった。
「楽しみにしてる」
「じゃあ、ありがと。また会おう」
「ああ、瞬にはまた世話になるよ」
瞬くんと郁くんは握手を交わし、わたしたちは退出した。