この溺愛、絶対ナイショです♡

僕たちはステージに立つとファンのみんなに手を振った。

「来てくれてありがとう!」

「きゃー!!!!」

『right』の前奏が流れた。

たちまちペンライトの色は僕色に染まっていく。

「みんな、楽しんでいこ!!」





僕の曲が終わると、デビュー曲『drawing』の前奏が流れた。

景斗は本当に楽しそうにファンのみんなに話しかけた。

「みんな僕を見ててね?」

あちこちで悲鳴が聞こえる。

歌っている時、景斗はうちわを見た。

そして、投げキッスした。

こういうのをさらっと出来る景斗はやっぱり僕らのリーダーだ。

「愛してるよ」

「きゃ!!!!」

< 161 / 258 >

この作品をシェア

pagetop