この溺愛、絶対ナイショです♡

「ごちそうさまでした!」

「すいません、夜ご飯まで」

「いいのよ」

なんか、色々忘れられて楽しかったな。

「また来てね」

「はい!」



「二葉ちゃん、また何かあったら相談してね」

「はい」

「…俺らならいつでも相談に乗るからな」

「ありがとう!」

みんなが居てくれるから心強いや。



『rainbow』が帰った後の家は静かだった。

「rainbowっていいグループね」

「わたしもそう思う」

だから、景斗くんがあんなに輝いてるんだよ。

「景斗くん、どうだって?」

「やっぱり落ち込んでるらしい」

「そうよね…」

雰囲気が暗くなってしまった。

「ただいま!」

「おかえり、お父さん。今日は早かったんだね」

「二葉のためにプリンを買ってきたんだ」

「わーい!ありがとう!」

< 223 / 258 >

この作品をシェア

pagetop