この溺愛、絶対ナイショです♡
「ごちそうさまでした!」
「すいません、夜ご飯まで」
「いいのよ」
なんか、色々忘れられて楽しかったな。
「また来てね」
「はい!」
「二葉ちゃん、また何かあったら相談してね」
「はい」
「…俺らならいつでも相談に乗るからな」
「ありがとう!」
みんなが居てくれるから心強いや。
『rainbow』が帰った後の家は静かだった。
「rainbowっていいグループね」
「わたしもそう思う」
だから、景斗くんがあんなに輝いてるんだよ。
「景斗くん、どうだって?」
「やっぱり落ち込んでるらしい」
「そうよね…」
雰囲気が暗くなってしまった。
「ただいま!」
「おかえり、お父さん。今日は早かったんだね」
「二葉のためにプリンを買ってきたんだ」
「わーい!ありがとう!」