この溺愛、絶対ナイショです♡
「二葉」
お母さんはわたしの抱きしめてくれた。
「よかったわね」
「うん」
「まだまだ道のりは長いと思うけど、それまで待てるの?」
「うん!だって、景斗くんだよ?
有言実行のスペシャリストなんだから!」
景斗くんならきっとすぐにナンバーワンアイドルになれるよ。
わたしはそれまで景斗くんに連絡しない。
会わない。
話さない。
でも、陰ながら応援する。
だから、景斗くんも早くナンバーワンアイドルになって迎えに来てね。