この溺愛、絶対ナイショです♡
「ただいま」
「おかえり!
今日もすっごーくかっこよかったよ!」
「ありがと」
あれ、なでなでしてくれない。
「二葉、怒ってるんじゃないの?」
「景斗くんがカッコよすぎて忘れてた」
「…そーゆーこと。あんまり言わないで」
なんで?
きょとんとしてしまった。
「こっちは理性切れないようにしてんの!二葉、可愛すぎて襲いたくなるから」
はあぁ?
「別に襲って欲しいんなら、言ってくれても構わないんだけど?」
「そ、そういうわけじゃ……」
だって、カッコよかったし。
「ごめん。からかいすぎた」
景斗くんはリビングに入っていった。
わたしは景斗くんの背中にくっついた。
「…ふ、たば」
「分かんないけど、景斗くんが寂しそうに見えた」
景斗くんはわたしの方を向いた。
「もうだめ…我慢の限界」
「…んっ」
またキスされた。
二回目のキスも景斗くんに呆気なく奪われてしまった。