好き、なんだよ。
出発式が無事終わり、ようやくバスに乗る時がやって来た。
バス酔いするタイプだから、もちろん家で薬は飲んできた。
「れおくん大丈夫?前行ってもいいんだよ」
「大丈夫だ。それより夏音と話せない方がオレにとっては大問題だ」
「そう?でも無理しないでね」
「分かってるよ」
バスに乗っている間はずっと喋りっぱなしだった。
隣の男子と3人で山手線ゲームをしたり、夏音がもってきたお菓子をボリボリ食べながら過ごした。
といっても甘いものが苦手なオレはじゃがりこしか食べていなかったのだが。
夏音は甘いものが大好きで、体にいいからと毎日板チョコを1枚食べている。
そのお陰で風邪を引くこともなく、身も心もふくよかになったわけだが、本人は何のそのという感じだ。
バス酔いするタイプだから、もちろん家で薬は飲んできた。
「れおくん大丈夫?前行ってもいいんだよ」
「大丈夫だ。それより夏音と話せない方がオレにとっては大問題だ」
「そう?でも無理しないでね」
「分かってるよ」
バスに乗っている間はずっと喋りっぱなしだった。
隣の男子と3人で山手線ゲームをしたり、夏音がもってきたお菓子をボリボリ食べながら過ごした。
といっても甘いものが苦手なオレはじゃがりこしか食べていなかったのだが。
夏音は甘いものが大好きで、体にいいからと毎日板チョコを1枚食べている。
そのお陰で風邪を引くこともなく、身も心もふくよかになったわけだが、本人は何のそのという感じだ。