好き、なんだよ。
というわけで、周りがすごいから凡人の私は1ミリも感心を持たれないのだ。



「えっと...次は長谷川」



大分自己紹介も進んできたみたい。


さすがに名前と挨拶一言という私みたいな非常識人間はいないよう。


心も朽ちてるからね...。


新学期早々後ろの方に言われた痛烈な一言を思い出し、少しは心を痛めてみる。


ううん。


わざと痛めなくたって痛いよ。


ズキズキ痛いよ。


だって...。


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