好き、なんだよ。
その日の昼休みのことだった。
いつものようにパイプ椅子に腰掛け、パソコンを汚さないよう、離れたところで小さな机を挟んで向き合って食べていた時のことだった。
「朽木さん、今日の放課後なんか予定ある?」
「えっ?いや、無いけど」
「なら、ちょっと俺に時間くれない?一緒に行きたいところがあるんだ」
「うん...分かった」
危うく喉におにぎりを詰まらせるところだった。
さっきまで先生の悪口を言って楽しんでいたようには思えない。
本当に突然だった。
樋口くんは、カタンとお弁当の蓋を閉めると何も無かったかのように作業を始めた。
放課後一体何があるのだろう。
わくわくしながらも胸のどきどきがいつまでも鳴り止まなかった。
いつものようにパイプ椅子に腰掛け、パソコンを汚さないよう、離れたところで小さな机を挟んで向き合って食べていた時のことだった。
「朽木さん、今日の放課後なんか予定ある?」
「えっ?いや、無いけど」
「なら、ちょっと俺に時間くれない?一緒に行きたいところがあるんだ」
「うん...分かった」
危うく喉におにぎりを詰まらせるところだった。
さっきまで先生の悪口を言って楽しんでいたようには思えない。
本当に突然だった。
樋口くんは、カタンとお弁当の蓋を閉めると何も無かったかのように作業を始めた。
放課後一体何があるのだろう。
わくわくしながらも胸のどきどきがいつまでも鳴り止まなかった。