好き、なんだよ。
「プリント回ったか?早速だが、来月の連休明けだな。クラスの交流を深めるべくハイキングに行きたいと思う。班はそこに書いてある通りだ。敢えて番号順じゃなくしている。いろんな人と交流を深めるように。いいな?」
「は~い」
みなさん、良い返事ですこと。
私は返事をすることなくずっとそのプリントを見つめていた。
何度見ても変わらない。
同じ班だ、
栄木さんと。
番号順じゃないっていったのに...。
意図的に仕組んだな、先生。
「んじゃあ、そのことは一旦置いといて委員会を決めます。黒板に全部書いていくからお前たちも考えておけよ」
「は~い」
みなさん、良い返事ですこと。
私は返事をすることなくずっとそのプリントを見つめていた。
何度見ても変わらない。
同じ班だ、
栄木さんと。
番号順じゃないっていったのに...。
意図的に仕組んだな、先生。
「んじゃあ、そのことは一旦置いといて委員会を決めます。黒板に全部書いていくからお前たちも考えておけよ」