好き、なんだよ。
「奈和ちゃん、お疲れ様」
「柴田さんもお疲れ様です」
レジ担当の柴田さんは大学1年生。
愛想も良くてこのスーパーの顔である。
私が通っている高校の卒業生で、ちゃっかりテスト前には問題傾向を探るべく、質問攻めしちゃったりしている。
「奈和ちゃんは文理選択どうしたんだっけ?」
「私は文系です。友達は臨床検査技師になりたくて理系選択しちゃったんで離れちゃったんですけど」
「でも良かった。僕は文系だから教えられるね。ちなみにBは...」
「日本史です」
「じゃあ丸っきり一緒だ。僕のノートが役立つね」
「ほんと、去年は助けられまくりました。今年もまたよろしくお願いします」
「可愛い後輩のためなら僕に出来ることはなんでもするよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ」
「柴田さんもお疲れ様です」
レジ担当の柴田さんは大学1年生。
愛想も良くてこのスーパーの顔である。
私が通っている高校の卒業生で、ちゃっかりテスト前には問題傾向を探るべく、質問攻めしちゃったりしている。
「奈和ちゃんは文理選択どうしたんだっけ?」
「私は文系です。友達は臨床検査技師になりたくて理系選択しちゃったんで離れちゃったんですけど」
「でも良かった。僕は文系だから教えられるね。ちなみにBは...」
「日本史です」
「じゃあ丸っきり一緒だ。僕のノートが役立つね」
「ほんと、去年は助けられまくりました。今年もまたよろしくお願いします」
「可愛い後輩のためなら僕に出来ることはなんでもするよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ」