好き、なんだよ。
小人たちが帰ってきた時、倒れたまま動かない白雪姫の姿を発見する。



「白雪姫!」


「姫!しっかりして下さい!」


7人がかりで揺すっても、白雪姫は冷たいままで動かない。


まるで眠っているように、あまりにも美しい姿で息を引き取った白雪姫を綺麗に葬ろうと、小人たちはガラスの棺に白雪姫を入れる。


悲しみにくれ、何日間も側を離れない小人もいた。


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