好き、なんだよ。
そんな中、オレと夏音は受験も受けた。


オレが2日先に面接をし、特待生試験はまた後日行われることになった。


夏音のいない中、オレは恥ずかしい事件を起こした。


名付けて鼻血事件。


朽木が原因で、あいつが助けてくれた。


突然来て突然笑い出して突然帰り出して...。


とにかく朽木は朽木でどうかしていて、オレはそれにつられてどうにかなってしまったようだ。


その日から鼻血が気になって気になって仕方がなかったのだが、


それ以上に気にかけていたのが、


あの存在だった。



< 366 / 509 >

この作品をシェア

pagetop