好き、なんだよ。
そして、あの日。


玲音くんを奪われた悲しみ、


同じ名前の彼女に対する嫉妬、


恨みや妬みが複雑に絡み合って私の心を漆黒に染め上げた。


その心を持った私は、魔が差して彼女の私物を奪い、埋めようとする凶行におよんでしまったのだった。


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