好き、なんだよ。
私はそっと目を閉じ、今までのことを思い出した。


ずっと私の心に在り続けて、決して消えることも忘れることもなかった、私の初恋の人。


バカな自分のせいで、私は大切なものをまた手放してしまった。


だけど、後悔するのはもう止めよう。


人生の中で、


苦しくほど、


辛くなるほど、


壊れるほど、


玲音くんを好きになれたことを私は後悔なんてしたくない。


片想いでもいい。


まだ好きでいてもいいかな?


これ以上の恋を見つけられるその時まで


私はずっと...永遠に...


片想いだ。


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