With you~駆け抜けた時・高1 春&夏編~
私達は、その後、最後まで練習を見て、監督とキャプテンにもう1度挨拶してから、グラウンドを離れた。歩きながら、私は気になっていたことを、松本くんに尋ねる。
「そう言えば、松本くんはキャプテンと親しいの?」
「うん。まぁ親しいというか・・・僕とキャプテンは中学一緒なんだ。キャプテンは中学時代もキャプテンで、尊敬してた。だから是非また一緒に野球をやりたいと思って。それが僕がこの学校に進学した1番大きな理由かな?」
「そうなんだ。」
松本くんの答えに、私はフーンって感じだったけど、横の久保くんが、えっ?って表情で、彼を見たことには気が付いていなかった。
「僕も1つ聞いてもいいかな?」
「えっ、何?」
「君たちのご関係は?」
「えっ?」
「仲良さそうだから、さ。同中だっていうのはさっき聞いたけど、それにしても男女でそんだけ行動を共にしてるっていうことは・・・?」
そう言って、少しいたずらっぽい表情で私達を見る松本くん。真面目一方だと思っていた松本くんから、いきなりそんなことを、そんな表情で聞かれて、私は少し慌てる。
「カレカノです。」
すると久保くんがいきなり、大胆発言。これにも度肝を抜かれていると
「な、わけないでしょ。」
と笑顔に。
「ミッチャンとは家が近所で、毎日一緒に登下校させてもらってる大の仲良し。野球選手としての僕を応援してくれてるし。本当に仲の良い大切な友達、です。ね?」
そう言って、久保くんが同意を求めるように、私を見るから
「う、うん。」
と慌てて頷く。
「そう言えば、松本くんはキャプテンと親しいの?」
「うん。まぁ親しいというか・・・僕とキャプテンは中学一緒なんだ。キャプテンは中学時代もキャプテンで、尊敬してた。だから是非また一緒に野球をやりたいと思って。それが僕がこの学校に進学した1番大きな理由かな?」
「そうなんだ。」
松本くんの答えに、私はフーンって感じだったけど、横の久保くんが、えっ?って表情で、彼を見たことには気が付いていなかった。
「僕も1つ聞いてもいいかな?」
「えっ、何?」
「君たちのご関係は?」
「えっ?」
「仲良さそうだから、さ。同中だっていうのはさっき聞いたけど、それにしても男女でそんだけ行動を共にしてるっていうことは・・・?」
そう言って、少しいたずらっぽい表情で私達を見る松本くん。真面目一方だと思っていた松本くんから、いきなりそんなことを、そんな表情で聞かれて、私は少し慌てる。
「カレカノです。」
すると久保くんがいきなり、大胆発言。これにも度肝を抜かれていると
「な、わけないでしょ。」
と笑顔に。
「ミッチャンとは家が近所で、毎日一緒に登下校させてもらってる大の仲良し。野球選手としての僕を応援してくれてるし。本当に仲の良い大切な友達、です。ね?」
そう言って、久保くんが同意を求めるように、私を見るから
「う、うん。」
と慌てて頷く。